今月のトピック

異常な気象

11月に入りました。2019年も後2か月で終了です。毎年感じることですが、1年が過ぎるのが本当に早いなという事です。ここ最近の本はスポーツのメジャーイベントの開催が目白押しで大変な盛り上がりでした。特にラグビーは初のベスト8に進出して日本全体が盛り上がりました。

そんなことを思う中でこの9月と10月には残念な出来事もありました。いまだかつて経験したことのない台風によりとても大きな被害を受けたことです。そのお話をしようと思います。

まずは今回の台風により被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。

関東を襲った台風15号。9月9日に関東に上陸しました。この台風は観測史上最大の台風でした。
実はこの時私は先月のトピックで書いた通りフィリピンに旅行していました。フィリピンでは友人とメール等でやり取りをして状況を確認してはいました。

自宅の近所の公園の木は折れ、トンネルは崩れ、山の土砂崩れで下に駐車中の車が潰されるなど身近で経験したことのない被害が出ていました。それもそのはずで24時間の降水量251.5 mm: 箱根(神奈川県) 最大瞬間風速は40~58mと想像できないような勢力の台風でした。
被害の大きかった地域としては千葉県房総半島。多くのエリアで固定電話や回線が途絶えて、停電により水道ポンプが動かず、断水も発生しました。さらに停電の発生で酷暑にもかかわらずエアコンや扇風機が使えず、断水が発生していた地域では入浴もできない。食料なども尽きてゆく状況で、生活に多きな影響を及ぼしました。

そんな中でも私の自宅は幸いなことに自宅に残していた母もまったく問題なく、被害もゼロでした。

そしてその爪痕が残ったままの関東に猛威を振るったのが台風19号です。19号はとても大型の台風で本体の雨雲がかかるより前から大量の水蒸気が流れ込み続け、雨雲を驚異的に発達させました。そして関東甲信から福島県付近に発生した局地的な前線が、台風による南からの空気の流れにより強化され、平野部も含めて大雨となりました。神奈川県箱根町では、降り始めからの降水量が1,000 mmを超え、観測史上初になるとてつもない大雨を記録しました。15号の風で被害を受けていた地域はもちろんそれ以外の地域でも洪水や土砂に襲われ死亡した者が続出しました。住宅内で水や土砂に襲われ死亡したのは27人で4割超を占め、少なくとも3割近い17人が車での移動中に死亡したと発表されています。
毎日のようにテレビ等で報道され、被害の状況の映像が流れるたびにいたたまれない気持ちのもなりました。

この災害で自分が冬場に勤務いている長野県でも甚大な被害が出てしまいました。スキー場のゲレンデは土砂崩れ、飯山駅前は千曲川の氾濫により堤防が決壊そして水没。長野市のリンゴ、ブドウ、モモ農家もすべてが被害を受けて全壊してしまったとも聞いています。私の友人の仕事場でも栽培していた桃、リンゴは全滅との事でした。また、飯山在住の友人もかろうじて自宅は水没を免れましたが、車は水没したとのことでした。

また、私の近くでは学生のお父さんが消防団の仕事の最中に川に流され行方不明になり、後日身元不明の遺体で発見されDNA鑑定の上、ご本人と認定され亡くなってしまいました。こんなに大きな被害が出ている中、私の自宅、家族、もちろん自分自身に何も被害がなかったことは幸いであったと感じます。今の状況においてもまだ自宅を流されてしまった方、倒壊してしまった方、行方不明のままの方などいらっしゃると思います。ボランティアの方たちの協力のもと1日にも早く復興がなされれば良いと思います。

今後日本でも気候の変化が及ぼす災害はますます多くなることでしょう。今までの感覚では守り切れない事が必ず起きるはずです。そのことを頭に入れ災害に備えていくことは絶対に必要なことになるでしょう。

今年も残り2か月弱ですが来年に向けてもこのことは忘れずに行かなければならないと感じています。

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