今月のトピック

夏の疲れ

今年の夏は本当に暑かったですね。最近の暑さは以前の夏の暑さとはだいぶ変わってきているようです。

東京や横浜で35度、36度が連日のように記録されています。記憶している感じでは私の子供のころはほぼ30度前後で、今のような高湿度の不快な感じがあった用には思えません。これも地球温暖化の影響なのでしょう。日本も今後はますます高温多湿の気候になって行くのでしょうか?

晴れた日の美容イメージ 紫外線

夏バテで病院に行く?

『夏の疲れ』『夏バテ』などの言葉は以前からありますよね。よく耳にする言葉ではあるけれど実際のところ自分自身で認識をして『夏の疲れ』による身体状況の変化で医療機関にかかる人はどれくらいいるのでしょうか?まあ医療機関に行くまでもない症状が『夏の疲れ』や『夏バテ』だと認識されているからではあると思います。

前述しましたが最近の暑さは以前のものと変化してきています。さらに人の生活習慣も大きく変化をしてきています。と言う事で以前の夏の疲労や夏バテも近年変化してきているといえます。

今までの夏バテの印象と言えば暑さで体力を消耗し、食欲が落ちてグッタリする状態のイメージだったと思います。ですが近年の夏バテは同じグッタリでも、その原因が以前のものとはかなり変わってきています。さらに人によって原因は様々。以前のような『夏バテ』の印象だけでいると、自分がどうして体調を崩しているか認識できないかもしれません。

秋になると夏の疲れが出てくるなどとも言いますがそれは本当なのでしょうか?

近年の原因①
残暑や熱帯夜の暑さにより自律神経が消耗
人は暑ければ汗をかくことで体温調節をしています。発汗のコントロールは自律神経で行っているわけです。 気温が高い夏の間中、自律神経はフル稼働してくれています。そんな自律神経は働きすぎにより疲労困憊になってしまいます。
近年の原因②
夏の強烈な「紫外線」が自律神経を疲れさせる
紫外線の量が最も多くなる夏において、その紫外線を浴びるとことにより目の中では炎症反応が引き起こされます。その結果、交感神経が刺激され、自律神経の疲労につながります。紫外線が強い夏は日陰や室内にいても紫外線の影響を受けるので、自律神経の疲れがますます蓄積されてしまうのです。
近年の原因③
室内と室外、下半身と上半身の「温度差」が自律神経を酷使させる
夏は屋外のうだるような気温と、冷房の効いた室内の温度差が激しいので、体温調節のために自律神経が疲れます。また、同じ室内でも冷房の冷たい空気が循環しないことで下半身と上半身にも温度差が生じます。 下半身が冷え、上半身はのぼせたような状態になるので、自律神経はその調整のためにさらに疲弊してしまいます。
深呼吸・朝活のイメージ

これら近年における真夏の生活環境において、自律神経の消耗が激しくなり体調不良に陥ることとなる訳です。

原因をいくつか述べてきましたが『夏バテ』の正体は自律神経の機能低下と言えます。では予防するには何をしたら良いのか?昔から言われている予防法は果して効果はあるのか?というところに迫りたいと思います。

夏の疲れを解消するには

対策① ゆっくりとぬるめのお湯で入浴
ぬるめのお湯で10分程度の入浴は疲れをためることもなく、体の深部体温を上げることで血流がよくなり、時間がたつにつれて深部体温が下がって質のよい眠りを得やすくなります。
対策② 睡眠時の室温はエアコンで調整
室温コントロールをせず就寝すると自律神経を使い続けることになり、眠りの質が下がって寝ている間も疲れがたまります。質の良い睡眠をのためには就寝中もエアコンを切らず、快適な室温や湿度をキープしましょう。
対策③ 朝日と朝食で自律神経を穏やかにスイッチオン
人は24時間周期の体内時計の中で生きています。日中に活動的になったり、夜に休息モードになったりする体内時計を司るのも自律神経です。朝の光を浴びることで自律神経を徐々に目覚めさせ、朝食を摂ることで自律神経を穏やかに活動モードにスイッチさせていきます。体内時計が正常になると、睡眠の質が上がって自律神経が回復し、夏バテ予防に役立ちます。

以前とは発生要因に違いがあり、知らない間に自律神経が疲労してしまうことが大きなポイントになることが判りました。9月でも30度を超える日はまだまだあると思います。自律神経が休めるように環境を整えていくことが大事ですね。

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