最近の生活とフワリの存在

9月になりました。先月はオリンピックで盛り上がりましたが、その半面新型コロナウィルスの猛威は一層強まり、多くの方が感染している状況が今も続いています。この状況はいつまで続くのでしょう?私自身もワクチン接種をしてはいますが、今後どのようなことになるかも判りませんね。

そんな生活状況の中、私は高齢の母と犬の『フワリ』と暮らしています。今月は最近の私の生活についてお話してみようと思います。

上述しましたが私は母とペットの犬と暮らしています。
一昨年の新型コロナウィルスの感染拡大により行動の制限が多くなり、高齢の母の生活における活動状況がとても大きな影響を受けることとなっています。

具体的に言うと、母はコロナ感染拡大以前はほぼ毎日犬の散歩に出ることが日課でした。また月1回は一人でも電車に乗って外出し、お友達とランチをしたり、映画を観たりなど活動的に過ごしていました。もちろん食事の支度や洗濯、掃除、庭の掃除など家事全般は自分でこなしていました。

現在86歳になりますが83歳までは本当に活動量が多くアクティブに生活をしていました。それがコロナ禍において外出することがなくなり、お友達と会うことは当然、定期的に通っていた犬の散歩、美容院や食材などの買い物、医療機関にも具合が悪くなければ行かなくなってしまいました。そうなると毎日の運動量が極端に落ちることになります。その結果、脚力低下があっという間に起こり自宅の中でも壁や柱につかまりながら歩くようになってしまいました。高齢者の体力低下を目の当たりにしました。

外に出ない生活が続くと人とのコミュニケーションの時間が減ります。それによって会話が減ることで脳への刺激も減ることになります。いつの間にか認知能力も衰えてきて、物忘れが多くなってきたり、言葉が出づらくなってきたりしてしまいました。 コロナウィルスの感染拡大は全ての身体能力を奪っていってしまいました。そしてさらに聴力、白内障による視力までも低下が起き、生活活動のいたるところに不自由が生じてきています。母と話をすると楽しみはなく、生きがいもなく生活感が本当にないとのことでした。それを聞いた時にはとても悲しい気持ちにもなりました。

⽣活に潤いと安らぎを与えてくれるペットの存在記憶力の維持・向上に働きかけるペットの存在

それでもいつも一緒にいる飼い犬のフワリにだけは思い入れは強く、本人も唯一関心を持っているとのことでした。

私は医療機関への送り迎え、買い物、簡単な掃除などをする程度なので、介護というほどではありませんし、大変な思いをしている訳ではありません。ですが最近は日中一人でいる間には食事の支度サポートや話し相手としてヘルパーさんに来てもらっています。

またデイサービスの活用も考えており、積極的に人との関りを持ってもらおうと思います。高齢者との生活は実際に経験してみると今まで考えもしなかったことが、当たり前のように出てきます。そんな中でやはり母の心のよりどころになっているのがフワリです。フワリは絶対の存在で、毎日母のそばにいてくれます。

周りから見ると犬だから当たり前だと感じる方もいるでしょう。ですがもし彼女がいない生活であったとしたら、今現在どうなっていたか想像すらできません。彼女に対する気持ちは私もとても大事に思っています。もちろん家族として認識しています。ただ私には仕事や趣味や自分自身で動くことがたくさんあります。

ペットの世話のために運動頻度が増えることで、心身共に健康になります

生活することに大きな意味を持たないと思っている母には、生きている意味にも値するようです。ペットの存在は大きなものだと解っていましたが、自分自身が経験することで本当に生きていくために必要な存在であることを確信しました。

8月30日にフワリは6歳になりました。犬の年齢としてもまだまだ元気に過ごす事ができる世代です。母にとってもフワリはまだまだ元気でいて欲しい存在ですし、私としてもずっと一緒にいて欲しい家族です。ただし、考えたくはありませんが私より先に寿命は来てしまうことも事実です。ペットと過ごす生活では絶対に考えていなければならないことです。少なくとも母が元気な間はフワリにも元気でいて欲しいと思います。今の私の生活の中では仕事の時間が一番多いのですが、その次には母と過ごす時間がウエイトを多く締めてきています。

そこにはフワリの存在が大きく、私自身の癒しにもなってくれています。今のような生活はいつまで続くのかは判りません。今よりももっと大変な状況になるかもしれません。でもフワリがいてくれることは、生活していく中で間違いなく良い影響につながっていくことと思います。

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