今月のトピック バックナンバー

ウインタースポーツの楽しみ方

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。このトピックがアップされる頃はおそらく私はスキー場にいると思います。年末年始は必ずスキー場で勤務して、ウインタースポーツには長く係わっています。スキーブームが終わってしまった後、残念ながらウインタースポーツ離れが続いているようです。という事で今月はウインタースポーツの楽しみ方についてお話をしてみたいと思います。

私は大学生の頃からスキーを始めて、今ではスノーボードのインストラクターとして年間30日程度ウインタースポーツに携わっています。皆さんはスキーやスノーボード、その他のウインタースポーツの経験はありますか?

トレーニングをされているクライアントさんなどにも『最近のゲレンデはスノーボーダーばかりじゃないですか?』とよく質問をされます。ですが実情はそのような事はなく、平日は大学生などのボーダーは確かに多いのですが、土日や連休などはスキーヤーをかなり多くみられます。最近では若い頃に滑っていたスキーヤーが、家族と一緒に楽しむためにスキー場に戻って来ている方も多いです。そのスキーヤー達も以前とは違い、雪の状態によって色々な種類のスキー板やスノーボードで楽しんでいるようです。

最近のウインタースポーツの楽しみ方は、かなり幅広くなって来ています。例えばスキーでは、きれいに整備されたゲレンデを滑るカービングスキー①。以前の板と比べると先端が幅広く足元が絞られた形状です。とてもきれいで深いターン弧が描けるモデルです。

パウダースノーを滑るために全体が幅広く、雪の上での浮遊感を最大に得るためのFATスキー(スキーの画像②)。最近では圧雪をせずナチュラルな状態を残していたり、林の中を滑るトゥリーランコースを設置しているスキー場も多くあります。そのような中では最大限に威力を発揮するスキー板です。更にテレマークスキー(スキーの画像③)は比較的緩やかな斜度のバーンを滑るためにかかとの部分がフリーになっているスキーです。このようにスキーだけでもかなり楽しみを広げる事が出来ます。

またゲレンデでジャンプしたり、回ったり様々なトリックをするためのロッカーボード。とても柔らかいボードです。そして、スキー同様パウダースノーを滑るためのボードやスキーブーツのようなハードブーツを装着しで滑るアルペンボードなど種類も数多くあります。

以前と比べウインタースポーツは少しずつ変化を遂げています。多くの人が楽しめるように道具の整備が充実していたり、運動のバリエーションも多くあります。また子供が安全に楽しむための子供の教室なども充実してきています。

今シーズンは12月からたくさん雪が降っていて、スキー場は雪不足の心配はありません。ぜひ進化しているウインタースポーツを体験してみていただければと思います。そして一緒に温泉やおいしい食事なども併せて楽しんでみてはいかがですが。

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