今月のトピック バックナンバー

ガセリ菌はとても優秀

梅雨の季節で毎日ジメジメ、しかも気温も高く過ごしづらい日が続きますが、今年は早くも梅雨が明けてしまいました。 日本の気候がいよいよ変わってきているのでしょうか。

さてそんな中、この原稿を書いている今はサッカーワールドカップの盛り上がりが最高潮です。そしてそして、先月お話ししました『みなとみらいクラブ』のキックオフイベントが8日に迫りました。私も子供たちのコーディネーショントレーニングの指導で当日参加します。イベント後も活動に関わっていく予定ですので今後の展開も楽しみです。

ヨーグルトと乳酸菌

ヨーグルト

みなさんはヨーグルトを食べますか?私は朝食時に食べるようにしています。たまたまお試しで食べたヨーグルトがとても美味しかったのでそれ以降、食べるようになったのですが・・・ヨーグルトには乳酸菌が含まれ身体に良いということはみなさんも何となくご存知でしょう。

分りやすく言うと、この乳酸菌は身体に入ると腸まで届き、そこでも発酵を続けてくれます。その際に産生される物質が人や善玉菌に影響を与え、免疫力のアップや腸内環境の改善につながる訳です。そう考えるとやはりヨーグルトは食べるべき食品ですよね。そんな身体に良い乳酸菌を含んだヨーグルトですが、この乳酸菌は生きたまま腸へ到達しても、そのまま棲みつけるのはほんのわずかのようです。大部分は便と一緒に排出されてしまうのです。

話題のガセリ菌

私は毎朝食べていますが、毎日食べていると、今まで気にしなかったテレビCMなども何となく興味を持ち始めます。その中で気になったのが『ガセリ菌』というワードでした。この『ガセリ菌』は調べてみると、ほとんどの乳酸菌が体外に排出されてしまうのに対して、腸の中に長くとどまることができるのです。さらに条件によっては腸内に棲みつくこともできるということです。

ガセリ菌の効果は色々あるようですが代表的なものだと次のようなものがあるようです。

  1. 整腸作用
  2. コレステロール低下作用
  3. 内臓脂肪低減作用
  4. 精神不安の安定
  5. 睡眠の質向上作用
  6. ストレス緩和

もう少し詳しくお話をすると腸内には傷を悪化させたり、身体に害をもたらす悪玉菌なども存在します。中にはがガンの原因物質と考えられている物質まで存在します。研究の中では『ガセリ菌』がこの悪い物質を減少させるということが報告されています。

また、血液中のコレステロールが高い方もガセリ菌入りヨーグルトを3か月程度食することで、コレステロール値を減少させることができたようです。さらに内臓脂肪にも深く関係し、ガセリ菌を摂取することで内臓脂肪はかなり減少する事も判りました。付け加えれば体重、皮下脂肪、腹囲、ヒップ囲まで減少したという研究報告もあるようです。

そのほかにも脳に影響を与えていているようです。脳と腸は自律神経により密接な関係でつながっていて、ストレスにより便秘や下痢などもその証明です。ストレスを緩和させていくことで、腸内の環境は向上し便秘や下痢の改善も認められているようです。

ガセリ菌入りのヨーグルトは色々なメーカーから発売されています。カルピスから販売されている『C23』や『L92』、雪印メグミルクからは『恵』、朝日飲料『届く強さの乳酸菌』など発売されています。

毎朝の朝食時に美味しく食べることで、腸内環境が向上し、内臓脂肪を減少させ、ストレスまで軽減できるわけです。 みなさんもぜひ明日から『ガセリ菌』の入ったヨーグルトを継続して食べてみてください。

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