今月のトピック バックナンバー

ベトナム旅行記 前半

8月です。本来なら東京オリンピックで毎日テレビにかじりついていたはずです。ですが新型コロナウィルスの感染拡大によりオリンピックは延期、コロナウィルスの感染拡大はさらに広がり続けています。

2月に日本に入ってきたウィルスは半年が経過した今においてもまだ収束する気配はなく、脅威になっています。今年は梅雨が7月中には明けず、日照時間もとても短く、世間では短縮された夏休みは遊びに行くことすらままなりません。一体この先、どうなってしまうのでしょうか?

さて今月のトピックですが、コロナウィルスが拡大する直前の2月にお休みを利用してベトナムに行ってきました。もう半年も前になってしまいましたが、楽しい夏休みがほぼ消滅してしまった今月は気持ちだけでもバカンス気分を取り戻すためベトナム旅行のお話をしようと思います。

アジアのビーチリゾートでまだ行った事のないあまり知られていない場所を探していたのが昨年の11月でした。ネットで色々と検索をしているとベトナムにコンダオ島というリゾート地があることがわかりました。コンダオ島はもともとベトナムの政治犯が収容されていた刑務所で、その中では2万人以上もの人達が命を落としている劣悪な施設だったといわれています。そんな恐ろしい一面を持つ島は、今では島の3分の2が国立公園に指定され環境保全地域として手付かずの自然が残されている最高のリゾート地です。海には野生のジュゴンが泳ぎ、アオウミガメの産卵の場面も見ることができ、山には様々な生物が生息していて、最高の場所と確信したわけです。日本人はほぼ旅行に行くことはない場所ですからガイドブックはまずありません。チケットも現地の航空会社でとり、ホテルもネットで予約をしました。

日本を出発するときには期待に胸を膨らませワクワクドキドキ。羽田でベトナムの通貨であるドンに1万円だけ両替して飛行機に乗り込みました。ホーチミンで国内線に乗り換え小さな飛行機でコンダオ空港に向かいます。ホーチミンからは約1時間半でコンダオ島に到着。お天気は晴れ、気温も暖かく日本の2月の寒さとは真逆の気候です。飛行場はとても小さくちょっとしたホテルのロビー程度の大きさしかありません。預けた荷物は飛行機から降ろすと直接手渡しのような形で渡されます。

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あまりにもローカルな飛行場でまずは荷物が手元に来ただけで一安心。荷物を持ってホテルに向かいます。かろうじてタクシーを捕まえてホテルの場所を伝えて無事にホテルに到着。チェックインまで時間があったので近所を散策しがてらランチを食べにお散歩。本当に田舎の町でまだまだリゾート地とは名ばかりの場所でした。さあ、そんな田舎の町で4日間、ダイビングでジュゴンと会いウミガメの産卵を見て山の中で色々な動物を見て、ビーチでビールを飲みながらゆっくり過ごす最高の時間をイメージしていました。それがまさかあんなことが起きるとは想像もしていませんでした。

散歩から戻りチェックインをして一休みした後、ホテルのフロントで翌日のダイビングの予約をしに行きました。割とスムーズに予約もでき、明日の朝7時にフロント集合との事でした。いつものことながら夕食も一人でローカルレストランを探してローカルフーズを格安でいただく。初日の夜は翌日も朝早いので早めの就寝。ちなみにお部屋はバンガロー風のお部屋で中々素敵な感じでした。

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さて翌日、ビーチをお散歩したのちレストランで朝食をすませ、お迎えの時間にはホテルのロビーに。ロビーでは女性の担当者が待っていてくれて、さっそく予定の確認を始めました。しばらくお話を聞いていると???この後、港に向かう。ボートで無人島に行ってシュノーケリング、フィッシング、島の探索。えーっ!!ダイビングはどこに行った?問いただしてみるとどうやら国の政策で2か月前から島にある3件のダイビングショップはすべてクローズ。ダイビングはできませんとのこと。ショックで言葉が出ませんでした。それでも一人で何もすることもないので海を楽しむことにしてツアーに参加。港から高速のモーターボートで出発。お客は私だけで貸し切り状態。ガイドはベトナム語しかしゃべれず、会話は中々弾まない。

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なんかあまり楽しくない。海はきれいだけれどお魚はあまりいません。そもそもジュゴンを目的に来た私にはがっかりの気持ちしかありません。ボートの上から小さなエビを餌に釣りもしましたが、テンション上がらず。アイランドホッピングとは名ばかりで一人で無人島に下りて歩いてくる。

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朝早くに出発して13時くらいに戻ってくるまで盛り上がることはなし。あーなんて日だ!!ホテルに戻って料金のお支払いをしなければなりません。

フロントでお話を聞くと日本円で10000円程度。高いなぁと感じながらも円を両替を依頼すると、ホテルではできませんとのこと。『銀行に行って両替してください。でも今日は金曜日で今は15時を過ぎましたから月曜日まで銀行はクローズです。』えーっ!!街には田舎過ぎて両替所はありません。手持ちは羽田で両替してタクシー代と昨日の食事代、飲み物代で使った残りの6000円程度しかありません。

丸2日間6000円でどうしたら良いのかなぁ?何もできないじゃないかぁ。レストランはカードはほぼ使えずキャッシュオンリーの店ばかり。ATMでキャッシングしようかと考えましたがATM自体が開いていない。まさかこんな事態になるとは考えてもいませんでした。島最大のリゾートホテルのシックスセンシズにレンタルバイクをチャーターして向かうことにしました。まぁレートは悪いけれど、ここなら何とかなるだろうとバイクをとばしました。

高級ホテルの入り口は完全に島のプライベートエリア。入口のセキュリティに声をかけて中に入ろうとすると敷地に入ることもできない。フロントに電話をしてもらい入口デタント者が来るのを待っていると両替はおろか宿泊者以外は敷地内に入ることもできないとのこと。あー終わった。

意気消沈しながらホテルに戻るとフロントの女性スタッフから声をかけられました。宿泊していた日本人が一組いてその人がこれからチェックアウトにここに来るとのことでした。

日本人がいれば両替をしてもらえるかもしれません。期待しながら待っていると中年の男性が2人やってきました。話しかけて事情を話すとベトナムドンを持っていてくれました。お願いして2日間しのげる程度の金額で1万円を両替してもらえました。今回一番うれしかったことです。こんなハプニングばかりの旅行のスタートですが、海はきれいで街は静かでメインストリートにいたってもほぼ人も車もいない状況です。

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レンタルバイクさえあれば島のはじからはじまで行き来できるほどの広さなので色々探索をすることにしました。ダイビングができないのであれば、物価は安いので1万円あれば2日間は問題なく過ごせます。波乱ばかりですが、銀行の営業する月曜日まで耐えしのがなければなりません。

と言う事で今回はここまでこの後、後半戦も波乱が続くベトナム コンダオ島の旅行記です。次回のトピックに続きます。

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