夏休み
10月です。毎日の気温もかなり下がり過ごしやすい季節になりましたね。
今月のトピックは毎年9月に夏休みをいただいて旅行に出かけていますので、その旅行記などを書いてみます。
今年は3年ぶりにインドネシアのバリ島が目的地です。さらに途中ジョグジャカルタに移動した後、バリ島に戻ってくる9日間の旅行でした。3年前には羽田発着便があったのですが、今は成田まで行かなくてはなりません。LCCの格安航空券を利用するため早朝6時に成田集合です。 朝早いのはそんなに苦ではないのですが、さすがに空港にはほとんど人はおらず閑散としてレストランやカフェも閉まっていました。
そもそもお尻の機能はどういうものなのか、お尻の筋肉がないとどんなことが起きるのかなどお話していこうと思います。
それでも早朝の便であればバリ島には午後2時には到着してかなり有効に時間がつかえるのでお得な感じです。飛行機は機内食はなし、テレビモニターもなし。かなり時間を持て余してしまいましたが、約30分遅れで無事到着。バリ島には何度も来ていましたが、毎回来る度に飛行場や周りの風景が本当に変わります。今回も3年前とはかなり様子が変わり近代的な建物に変わっていました。
着いてすぐホテルに向かいます。毎回なのですが飛行場からタクシーに乗るのにドライバーさんと交渉するのも楽しみの一つです。 タクシーで飛行場から20分ほどの場所にとってあるので、近隣の散策、ちょっと遅いランチなどして過ごす予定です。今回の旅行の目的は久しぶりのダイビングとジョグジャカルタのボロブドゥール寺院を見に行く事です。この他はノープログラムでビールを飲んで(笑)ゆっくりと過ごす予定です。
さて、初日はホテルにチェックインした後、散歩しながらビールを飲み、インドネシアレストランで食事をして早めの就寝。
ここで事件は起きました。夜中寝ていると左足が痙攣。起き上がって対処しようと思ったその瞬間。右足のふくらはぎバチッと音がして痙攣。激痛とともに完全硬直。1時間ほど痙攣が治まるのを待ち、落ち着いたところで横になるも痛みで全く寝れず。そうこうしている間に夜が明けました。
脚は痛みでまともに歩けません。初日からこんな状況に陥り、楽しみにしていたダイビングや世界遺産のボロブドゥール遺跡はどうなってしまうのだろう??痙攣の瞬間、音はしたけれど切れることはないだろうなぁ、音がしたのも寝ぼけていたからかなぁ。などと考えながら朝食を食べるために足を引きずりながらレストランに。毎朝のホテルの朝食も楽しみの一つです。
結局、このアクシデントで翌日に予定していたダイビングは延期しました。痛みは日に日に回復傾向にあり7日後には張りはあるものの歩く足を引きずることは無くなりました。ただ、内出血と足首の腫れはすごい事になっていました。
こんなことで旅行前半は残念なことに。それでも足を引きずりながら散歩をしたり、ビーチでゆっくりしたり、バイクドライバーのおじさんと仲良くなって色々連れて行ってもらいました。
足を引きずっているので体中がパンパンに張ります。毎日マッサージを受けていました。(60分600円~800円くらいで格安です)
3日後からはいよいよメーンイベントのジョグジャカルタへ移動。テンションは徐々にアップしてきます。ツアーは予約していないので現地調達の予定。日の出の時間帯で朝日を受けるタイミングが最高とのことなのでサンライズツアーを無事に予約できました。
朝3時半にドライバーさんがホテルにお迎えです。テンションは↑↑なので目覚ましなどなくてもしっかりと起床。1時間ほどで到着。真っ暗の中をライトを持って回廊を登っていきます。少しずつ周りが明るくなり日の出の瞬間は圧巻でした。紀元後500年あたりの建造物が今も残り、細かいレリーフが施され、いくつものトゥルーパーと仏像が経っています。その建物の上に自分がいると言う事に感動を覚えました。
ボロブドゥールが仏教の寺院であるのに対し、近隣にはヒンドゥー教の遺跡があります。こちらも石を積み重ねてあり巨大な建物です。ヒンドゥーの神様が祀られているこの遺跡も素晴らしい物でした。
ジョグジャカルタはバリに比べるとまだまだ発展途上で、物価も安いのです。ほぼイスラム教徒のジョグジャカルタではお酒は売っていません。私にとってはとてもつらい(泣)。初めていく街では必ず市場に行くことにしています。市場に行くとその土地の物価や人々の感じなど色々なものが見ることができるので楽しいです。
ここでも、タクシードライバーのおじさんと仲良くなりました。このおじさん中学までしか出ていないらしいのですが、独学で日本語、英語、ドイツ語、フランス語を勉強して少しずつしゃべれるようにしたそうです。ちなみに喋れるけれど文字は書けないし、読めないそうです(笑)。でもジョグジャカルタでは日本語を片言でもしゃべれる人はほぼいないのでとても助かりました。そして勉強をすることは大切だなぁとつくずく感じました。
さて、旅行は後半戦、バリに戻ってダイビングが待っています。ここ何年も潜っていないし、足もまだ完全ではないので不安が残ります。 ダイビング当日、私の他に70前のおじさん?とオーストラリア人の男女が一緒でした。ガイドさんは日本語をしゃべる人で夜はマジシャンをしているそうです。カードを使ったマジックを披露してくれたり中々楽しい人でした。久しぶりのダイビングはウミガメ、マンタなども観ることができ足への負担もあまり気にせずできたので本当に良かったです。感動感動!
目的はすでに達成していたので残りの日程はただただ勝手気ままに過ごします。ホテルのプール、クタビーチの夕焼け、ローカルレストラン探索、マッサージなどなどゆっくりと過ごすことができました。
毎年、この時期に出かけていますが、毎回新しい発見と感動、そして心のリフレッシュをすることができます。今から来年はどこに行こうかなぁなどと考えながら、現実の仕事と生活に戻って過ごしています。この生活があるからこその旅行でもあるし、日々感謝しながら来年までまた頑張ろうと思っている今日この頃です。