ふわりのお話
2020年も後2か月で終わります。
今年は新型コロナウィルスの感染拡大によりすべてにおいて変わってしまいました。暗いニュースが多い中でも自分自身はウィルス感染もせず元気に過ごすことができています。
元気をキープしていく要因としてウチにいるペットの影響が大きいと思います。以前にもこのトピックで紹介をしましたが彼女の名前は『ふわり』と言います。我が家にきて5年が経ちすっかり家族の一員です。出かける際のお見送り、帰宅したときのお出迎え、お散歩、日向ぼっこ等々、見ているだけでも優しい気持ちにさせてくれます。
また、高齢の母にとっても生活していくための大きな役割を担ってくれています。高齢者が家に一人でいるリスクの高さは非常に感じることです。そこにフワリがいてくれるだけで言葉を発し、トイレの世話をし、
食事の準備や音片付けなど一般的な生活活動を行なうことが発生します。自分一人であればおそらくおっくうになってしまうことが無理なくやれてしまいます。
ネットで紹介されている文献でも以下のように掲載されています。
散歩や世話をすることで生活にリズムができ、副交感神経が活性化して快眠・快食へと導いてくれます。特に高齢者には顕著に現れ、犬を飼っている人は病院への通院回数が少ないことが認められました。2つ目は、ペットの存在自体がストレスを軽減しているという効果です。犬を15分から30分なでると血圧が10%も下がることも立証されています。
一般的なペットの人間に与える影響は上記のようにたくさん記述されています。なのでここからは『ふわり』についてお話をしようと思います。彼女とは年前、獣医でもある叔父から『可愛い仔が入ったから見に来い』と電話があり、会いに行ったことが出会いでした。椅子に座って待っていると、叔父の手の上に乗った小さくて白いモシャモシャの子が現れました。マルチーズとパピヨンのミックス犬で女の子です。その時の体重は500g程度だったと思います。
診察台の上に乗せると手足がベチャっと広がって開いた状態で震えていました。振り返った時に目が合ったのでそっと両手で持ち上げるととても軽くて、手足がクニャクニャでした。目が大きくとても可愛い顔立ちで私の手の中でもまだ震えていました。手の中にいる彼女は本当に可愛く、この段階で連れて帰ることを決めました。自宅に連れて帰るときは私の膝の上でぺシャンとつぶれたような格好で寝ていました。家に着いた後は彼女のベッド、ハウス、トイレ、食事などの用意をしてすぐに躾を始めました。その前に名前を決めなければなりません。毛足が長くフワフワしていたので『ふわり』という名前にしました。ふわりはとても賢くいろいろなことを直ぐに覚えてくれました。時々悪さもしていましたが、そんな悪戯も彼女がいてくれることを考えれば 何の問題もありませんでした。
最初500gだった体重も成長し今では2㎏程度になりました。はじめクニャクニャしていた手足は筋肉がしっかりとして、とても健康に育ってくれました。毎日出かけるときには見送りに来てくれて、帰宅時にはお迎えに出てきてくれます。他のワンちゃん達も一緒だと思いますが、バイクの音で気が付いてドアを開ける前から玄関で待っていてくれます。朝は必ず6時から6時半には起こしに来てくれます。食事が終わるとお散歩に行こうと催促が始まります。フワリがいることで本当に癒されます。この後フワリは何年一緒にいてくれるのかは判かりませんが、ずーっと元気でいてほしいと思っています。もちろん大事な家族ですから。