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ポッコリお腹の改善

ゴールデンウィーク真っ只中ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて先月からスタートしました体重のコントロールの経過です。
4月1日 体重 76.5kg ⇒ 4月26日 73.1kg 少し食事の量が少なすぎるようです。
思っていたよりも減り方が大きすぎます。(改善点ありです)
5月も引き続き継続していきます。

先月から体重のコントロールをして1か月、まあまあうまくいっています。そして気温が少しずつ上昇していくにつれて、肌の露出も多くなりますし、身体のラインが出るスタイルも多くなります。ダイエットと併せてスタイルアップ、特にポッコリのお腹の改善を今回はお話してみようと思います。

先日、スーパー銭湯に行きましたがほとんどの人がポッコリとしたお腹でした。若い年代でもいないわけではありませんが、やはり中年以降に多くなるのは傾向であります。ポッコリとしたお腹になる原因は何でしょう。原因はいくつか考えられますので説明しましょう。

① 内臓脂肪の蓄積
胃や腸といったおなかを中心とした内臓のまわりに蓄積した脂肪を「内臓脂肪」と言います。年齢や生活習慣(食事、運動など)が関係して過剰な脂肪が蓄積した状況です。
② 皮下脂肪の蓄積
皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下にある「皮下組織」という部分につく脂肪のことです。指などでつまむことができる脂肪です。
③ 悪い姿勢形成
立位、座位など正しい骨格形成での姿勢の維持ができていない事が原因の一つになります。特に体幹における骨盤の前傾(反り腰)、円背(猫背)では正しい筋肉の機能が損なわれてしまいます。

上記の①と②はどちらも体脂肪の過多です。①は男性が多く②は女性が多い傾向にあります。脂肪が多いと言う事ではやはりエネルギーの過剰摂取が大きな原因です。必要以上の食事による過食です。ほとんどの方がこれに当てはまることでしょう。また飲酒の習慣も同様です。先ずは食事の改善で余分な脂肪を蓄えないことが必要です。
③にあげた姿勢についてですが、現代人の生活の中でパソコンの作業やスマートフォンなどによる前かがみ姿勢の時間が長く強いられることです。

ではポッコリしたお腹を改善していくにはどうすればよいでしょうか?

① 食生活の見直し

先ずは何と言っても食生活を見返す事が重要です。普段のエネルギー摂取量を確認しましょう。人には基礎代謝といって生活していく中で使われる基本的なエネルギー消費量があります。さらに生活活動強度として基礎代謝に1.3~1.5をかけた数値が1日のエネルギー消費量になります。このエネルギー消費量を超えないように食事のエネルギーをコントロールする事です。使うエネルギー量に対して摂るエネルギー量を超えないようにすれば脂肪はたまりません。さらに使うエネルギー量の方が多ければ身体についている脂肪をエネルギーとして利用されるため体脂肪は減少していきます。皮下脂肪よりも内臓脂肪の方がエネルギーとしては早いタイミングで消費されます。

② 姿勢を意識的に作ってみる

姿勢を良いものに改善するのはかなり難しいものです。もちろんそのためのトレーニングを実践していければ良いとは思います。ですが姿勢改善をしていくには一人で行えることにはかなり制限があります。なので一人でもできることとして、お腹を常に凹ませておきましょう。また、椅子に座るときには座骨で座り骨盤を起こしておくようにします。トレーニングとして行うのであれば1分間継続してみてください。お腹を凹ませておくことは腹横筋という体幹のインナーマッスル(お腹の周りをコルセットのように取り巻く筋肉)です。体幹を安定化させて内臓の位置がしっかりと固定されます。ポッコリお腹を自ら引っ込めておくことで腹筋が機能します。

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いかがでしょうか。一人でも無理をせず地道に実践できそうな内容です。
私が実践中の体重のコントロールも毎日の記録と曖昧にならないような目標設定が必要です。
内容は簡単なものでも常にモチベーションを維持できるようにしておくことが重要です。誤った生活習慣でポッコリとしたお腹になったのであれば時間をかけてでも改善していくことが必要です。夏までに頑張ってみてはいかがですか?

私も後2か月継続していきますので、来月も経過を報告したいと思います。