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ダイエット時の食事管理のお話

いよいよ2025年度が始まりました。新しい年度になったことで新しく生活、仕事、学校など環境が変わることと思います。また新しい目標を立てていくこともこの時期になることと思います。

私としては新しい現場でのトレーニング指導に携わることになりました。まずはこの機会を大事にしていこうと思います。昨年から女子バレーのトレーニング指導をしていましたが、4月からはチームが変わり数年前には春高バレーにも出場している神奈川県の強豪校となりました。直近でのチーム目標はインターハイ出場のようです。この目標に近づけるようにお手伝いが出来ればと思います。

さて今回のトピックですが、私は毎年スキー場の勤務が終了し、ウインターシーズンの不摂生をリセットするために4月1日からダイエットを3か月間で行っています。もちろん今年も実施していこうと思います。

今回は私のダイエット経過ではなく一般的なダイエットする際の食事についてお話ししようと思います。

みなさんはダイエット中の食事に関してはどのようにしていますか?上記したように私はダイエット中でもハードな制限などはしていませんでした。

食事に関しては様々な文献が出回り、ネットにもたくさんの情報があふれています。情報は間違っていないと思いますが、自分自身の生活パターンや嗜好、生活環境において何をチョイスしていくかがとても重要です。様々な情報を自分自身に当てはめてみて無理のない食事制限をしていけるとダイエットに通じると思います。なんとなくできそうだと感じて始めたものの1週間が経過した時には出来なくなってしまっているなどは残念です。

今回のテーマとして取り上げるのが『GI値』です。聞いたことがある方も多いと思います。『GI値』とは食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す指標で、食後血糖値の上昇度合いを数値化したものです。

ではGI値の高い食品を食べると何が起こるのでしょう?
GI値の高い食品を食すると血糖値が急上昇し、その血糖値を下げるために膵臓からインスリンがが多く分泌されるます。そのことによって反対に今度は血糖値の急降下を招き空腹感や疲労感、集中力の低下も引き起こします。

さらに血管内の血栓の形成や血管内皮の炎症をおこしたり、中性脂肪やLDLコレステロール値を上げたり、収縮期血圧が上昇する事にもつながります。このことをGI値スパイクと呼びます。

高GI値食品はこんなものがあります。

  • 食パン、うどん、白米、あんぱん、フランスパン、もち、じゃがいも、やまいもなど
  • ジャガイモ、ニンジン、里芋、長芋など
  • チョコレート、ドーナツ、せんべいなど

かと言って高GI値食品を食べることが悪いのか」?と言うとそんなことは全くありません。食べてはいけない食品などはありません。食べる順番を工夫したり、よく噛んでゆっくり食べる、食後1~2時間後に運動を行うなどを実践すれば特に問題ないわけです。

みなさんはダイエットの時に糖質制限をすることはご存じだと思います。以前から『糖質制限ダイエット』のようなキーワードでたくさんの書籍なども出ていました。糖質は人間のエネルギーとして欠かせない栄養素です。ですので正しい知識を持っていないといけません。

人間は血糖値が下がることにより空腹を感じ食事の欲求が発生します。その時に血液中の血糖値が急激に上がるような食材を高GI値食品と言います。また反対にゆっくりと上昇していく食品を低GI値食品と言います。

私自身のダイエットでの食事についてはかなりアバウトで1日の摂取エネルギーを設定し、そこに合わせる程度のものにしています。極端に制限をしてしまうことは実現不可の要素が高くなることと、友人との外食の制限が出来たり、我慢することも多くストレスにつながることも考えられます。ですのでお酒も飲み、食べたいものは食べる中で、量のコントロールをしていくものとしていました。(間食の甘いものやなんとなく食べると言う事はしません)

ですが今回はもう少し王道に沿って、知識として持っておくことで効果の高い食事管理につながるお話をしようと思います。

では低GI値食品ではどういった作用があるのでしょう?
血糖値の上昇が緩やかで、血糖値が安定しやすくなります。よって膵臓からのインスリンの分泌量が安定し糖尿病のリスクも軽減します。さらに食物繊維が豊富で満腹感を得やすいことでダイエット効果が期待できます。良いことずくめですね(笑)

低GI値食品はこんなものがあります。

  • そば、スパゲッティ、ライ麦パン、玄米、オールブラン、春雨、さつまいもなど
  • きのこ類、海藻類、大豆食品、肉や魚、乳製品
  • 葉物野菜、ブロッコリー、ピーマン、きのこ類
  • 牛乳、チーズ、ヨーグルト、バター
  • オレンジ、ぶどう、りんご、なし、ヨーグルト(無糖)、牛乳(脂肪分3%)、ピーナッツなど

さて、ダイエットの話に戻りましょう。今回お話ししましたGI値を考えてダイエット期間中の食事をプログラムしていけば、かなり有効なことに気が付くはずです。決して高GI値食品が悪いわけではありませんが、効果的なダイエットを目的としているならば食品選びの中にこのような考えを持っていればとても良いと思います。

新年度が始まりました、2025年度もそれぞれの目標をクリアできるように充実した年にしましょう。

食品のGI値

つがる総合病院 公式HP より